海外の政治家・ジョン・F・ケネディの言葉

事実をありのまま率直に語ることは、未来に絶望することでも、過去を告発することでもない。

物事にはありのままに話すことが必要な場面と、そうでない場面がありますね。

未来を絶望、過去を告発ということは、過去が良くなかったから未来を絶望しますって言っているように私には聞こえます。

ケネディさんはそれは違うと言いますが、原因論を唱えたフロイトなら「過去の真実をありのまま素直に語ることで未来は開ける。」とでもいいそうです。

私は良くなかった過去の事実をありのまま素直に訴えたところで未来は良くならないと思います。

「嘘も方便」「正直者が馬鹿を見る」といったところです。

我々は言葉だけでなく、行為でそれを示さなくてはならない。

ケネディさん、日本には「有言実行」と「不言実行」という言葉があります。

口先だけではなく実行することが大切ですね。

自分の頭で考えることをせず、意見を持ってることで満足してしまうことは多い。自分の頭で考えないといけない。

自分にとって都合のいい話や他人が興味を持つような話を聞いて、あたかもそれが真実であるかのように受け入れてしまう。

面白い話を知っていることに満足し、また誰かに話してしまう。

その話が真実かどうかではなく、面白いかどうかだけで、自分の頭で考える。真実を見抜く力が大切だということでしょうか。

国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。

おっしゃる通りだと思います。
他人が自分の為に何をしてくれるのではなく、自分が他人のために何が出来るかを問うべきだと私も思います。

アドラーはこう言いました。
「あなたのために他人がいるのではない。してくれないという悩みは、自分のことしか考えていない何よりの証拠」だと。

楽な人生を願い求めるな。より強い人間になれるように願いなさい。

楽な人生を願い求めることは人間としての本質だと思います。それを願い求めるなとはどのような意味でしょう。

動物には欲求が大きく分けて3つあります。「食欲、睡眠欲、性欲」の3つです。しかし人間には「豊かになりたい」という4つ目の欲があります。

この人間特有の願いを求めるなとは、私には承知することができません。

太宰治はこう言いました。
「一日一日を、たっぷり生きていくより他はない。明日のことを思い煩うな。明日は明日みずから煩わん。今日一日を、喜び、努め、人には優しく暮らしたい。」

互いに思いやりを持って生きる楽な生き方を願い求めても私はいいと思います。

「より強い人間になれるように願いなさい」は、今の自分より成長できるように努力しなさいと言うことでいいですか。

私たちは、今までになかったものを、夢見ることができる人々を必要としている。

世の中に必要なのは創造力と実行力のある人だということでしょうか。

私たちが感謝の気持ちを表す時、最高の感謝とはそれを言葉にすることではなく、その言葉に沿って生きていくことを決して忘れないで下さい。

感謝の気持ちを示すのは言葉だけでは駄目なのですね。

物事は何もせず起きるものではない、物事は起こすものだ

おっしゃる通りだと思います。

今、我々に必要なのは何か。それは満足感ではない。勇気だ!

現状に満足しては先がない。常に新しいことに挑戦するパイオニアでありなさいと言うことですか。

やらねばならないことをやる。個人的な不利益があろうとも、障害や危険や圧力があろうとも。そしてそれが人間倫理の基礎なのだ。

「やらねばならないことをやる。」やりたいことだけをやっていたのでは動物と同じですからね。人間理論の基礎、それが「やらねばならないことをやる。」ですね。

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ジョン・F・ケネディ
画像・ジョン・F・ケネディ

ジョン・F・ケネディの言葉には「行動」をテーマにした言葉が多く感じられました。その中から「おしゃる通り」と思えた言葉と「私にはそうは思えません」と感じた言葉の感想を書いてみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。