日本の政治家・中曽根康弘の言葉

花が咲かない

冬のときにこそ、

懸命に土をつくり、

土台を固めておくことが

必要だ。

中曽根康弘

物事には順序と準備があるということですね。

歴史を見ると

民衆の熱狂ほど

怖い物は無い。

中曽根康弘

国民の熱狂ほど怖い物はない。おっしゃる通りだと存じます。

興奮してじっとしていられないことを熱狂と言いますね。

熱狂すなわち注意欠如多動性障害の状態に多くの民衆が陥るのですから本当に怖いです。

冷静さを欠いた民衆ほど怖い物は無いと言うことでいいですか。

今、

日本で一番必要なのは風見鶏だと思う。

風見鶏の足はちゃんと固定している。

体は自由です。

だから風の方向が分かる。

風の方向が分からないで

船を進めることはできない。

中曽根康弘

今の日本は方向性が定まっていないので、早く方向性を見定めなさいということでいいですか。

どこに向かえばいいか分からない状態で進むのは危険ですね。

国じゃなくて個人でも。

大局さえ見失わなければ

大いに妥協してよい。

中曽根康弘

意見の食い違いで話がこれ以上を進みそうにないとき、妥協することも必要だと思います。ただし大勢を見失ってはいけないということですね。

ジークムント・フロイトの言葉に「言葉で諦める者は、現実でも諦めるものだ。」とあります。

世の中には譲れない人、妥協できない人、何が何でも自分の意見を通そうとする人がいます。

ようするに肝心な時に話にならない負けず嫌いな人です。

自分に言い分があるように相手にも言い分があります。自分の意見が正しいと思っているのと同じように相手も自分の意見が正しいと思っているものです。

全体をよくするには必ず妥協は必要だと思います。

政治は愛だとか

優しいと言った名詞や形容詞ではなく、

「私はやる」

という動詞で語るものだ。

中曽根康弘

人の上に立つ人は抽象で話すのではなく具体で語るということでいいですか。

田中角栄の言葉に「できることはやる。できないことはやらない。しかし、すべての責任はこの田中角栄が背負う。」とあります。

人の上に立つ人は公の場での発言には気を付けてもらいたいものです。

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中曽根康弘
画像・中曽根康弘

中曽根康弘の言葉には「方向性」をテーマにした言葉が多く感じられました。その中から「おしゃる通り」と思えた言葉と「私にはそうは思えません」と感じた言葉の感想を書いてみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。