
スーパーマーケットに限らず買い物をした商品を移しかえるための台をサッカー台といいます。
1980年代ごろのスーパーでは1台のレジに2人のレジ係がつき1人はレジ打ちとお金のやり取り、もう一人は買い物をされた商品の袋詰めを行っていました。
または1人のレジ係が全てを行っていました。
1台のレジに2人の従業員、レジを打つ人をチェッカーと呼び袋詰めをする人をサッカーと呼んでいました。
これでは1台のレジに2人の従業員が必要なので店としてはとても効率が悪く、またレジの待ち時間も長くなりがちでした。
そこでレジの後方に台を設置してお客様自身で袋詰めしていただくようになりました。
その台をサッカー台といいます。
袋詰めをしていた従業員をサッカーと呼んでいたので、袋詰めをする台のことをサッカー台と呼ぶようになったのかは定かではありません。
もしそうなら今や買い物代金も自分で払う時代、レジ係をチェカーと呼んでいたから現金自動精算機のことをチェッカー〇〇とでもそのうち呼ぶようになるのでしょうかね。
スーパーマーケットには不思議な業界用語がいっぱいです。