
値引きロスは価格を落とすことによって生じる損失のことです。
スーパーマーケットの利益を損なう原因の一つに値引きがあります。賞味期限の短い商品や見た目の悪い商品、また、品質とは関係なく売れないと判断された商品の値を落とすことを値引きといい、値引きにより生じた損益を値引きロスといいます。
値引ロスと廃棄ロスの違い
値引きロスと廃棄ロスの違いは損失率の違いです。値引きロスは値引率や値引き額によって損失額が異なります。廃棄ロスのロス率は100%です。
例えば300円で販売していた商品を半額に値を下げると、ロス率は50%でロス額は150円になります。本来得られるはずの売上額の半分150円が減ることになります。廃棄の場合は全てを失うことになります。