
バナメイエビがスーパーマーケットで多く販売されるまでは高価な食材として海老は扱われてきました。
1990年ごろからバナメイエビの養殖が盛んになり、スーパーでも多く販売されるようになりました。
そのことで海老の主役はブラックタイガーからバナメイエビに変わり、スーパーで販売されていた海老全体の価格が低下しました。
バナメイエビは安くて美味い
バナメイエビは高級食材のひとつクルマエビ科の一種で、食べるとクルマエビとは違いますが、価格から感じられる価値観としては十分に美味しく、その証拠として需要が多く生産高は2004年にブラックタイガーを抜きました。
バナメイエビの生産高が多くなるにつれ価格は下がり、スーパーマーケットでも大量に販売されるようになりました。
スーパーマーケットで安価に販売されることで、各家庭のメニューにもバナメイエビを使った料理が増えたと考えられます。
養殖のバナメイエビは安くて美味しいのはいいのですが、完全に海老の価値を落とした張本人です。これからもっと需要が高くなれば少しは値は上がるかも知れませんが、ブラックタイガーなどの養殖や他の海老の養殖が全てバナメイエビの養殖に変わることが懸念されます。
スーパーでお勧めなのはバナメイエビ
クルマエビなどの高級食材は外食産業に任せるとして、家庭で食べる普段のメニューにはバナメイエビがお勧めです。
バナメイエビは今やどこのスーパーにも売っています。それほど値段も高くなくサイズもいろいろ取り揃えられているので、料理用途にあった大きさのものを選ぶことができます。
家庭で食べる海老料理にはバナメイエビがお勧めです。