
スーパーの鮮魚部門でバナメイエビやブラックタイガーなどを仕入れるときの海老のサイズに、16/20や41/50などと表記されていますが、この16/20や41/50は何を表しているのでしょう。
海老のサイズ表記
冷凍エビを仕入れるときは氷と海老とが一塊になって入ってきます。この状態では何匹海老が入っているか、また海老の大きさも分かりません。
解凍してはじめて分かるようになります。それでは困るので、海老の大きさと数が解凍前に分かるようにしたのが16/20や41/50などのサイズ表記です。
この数字は1ポンド、454g当たりに対して何匹いるかを表しています。
例えば16/20の場合は、454gに対し海老が16匹から20匹の間で入っていることを表します。したがって平均で454gに対し18匹の海老が入っていることになります。
業務用の1箱は通常は1.8キロです。異なる場合でも454g当たりの数だということは変わりません。
サイズ表記で分かる海老の数と大きさ
海老のサイズ表記が41/50なら454gあたり41匹~50匹、約45.5匹の海老が入っていることになります。
業務用の1箱は通常1.8キロなので454gの約4分の1です。したがって45.5匹の4倍にしてやればサイズ表記41/50の数がでます。
ちなみに最低は41×4で164匹です。最高は50×4で200匹です。平均は45.5×4で182匹です。
海老の大きさは基本的に左側の数字が小さければ大きいことになります。1匹あたりの重さは海老の平均の数を全体の重さで割ると出てきます。
例えば16/20の場合は1ポンド、454gあたり平均18匹の海老が入っているので、454÷18で海老の重さは平均約25gです。
また、1箱に18匹の約4倍の数が入っていることが分かったので、1箱1.8キロから18の4倍、72で割ると1匹当たりの平均の重さが出てきます。
1800÷72=25で平均の重さは25gです。