スーパーマーケットのこれからのレジ

天秤

スーパーマーケットのレジを大きく分けると「レジスター」「セミセルフ」「フルセルフ」の3つに分けることが出来ます。

どのレジの需要が高まっていくか分かりませんが、新しく出店する店がレジスターを取り入れることはほとんどなくなりました。

またリニューアルする店舗ではレジスターからセミセルフへの移行が加速しています。

一部の店舗ではセミセルフとフルセルフの両方を取り入れていますが、どちらを多くのお客様が利用しているかは一目瞭然です。

多くのお客様に支持されるものが残っていくでしょう。

あなたはどのレジを選びますか。

スーパーマーケットの中に「レジスター」「セミセルフレジ」「フルセルフレジ」がありました。早く支払いを済ませたいのなら貴方はどのレジに付きますか。多少多く人が並んでいても私はセミセルフを選びます。
その理由を紹介します。

レジスター

レジスターは商品金額をチェッカーに打ち込んでもらって、お金を払ってお釣りをもらうシステムです。
一人一人対応しているのでお客様とのコミュニケーションが取れます。また一人一人最後まで対応しているので時間がかかります。

1980年代はレジ待ちの時間を少しでも短くするために1台のレジに2人のレジ係が付きました。スーパーマーケットの業界用語ではレジ係をチェッカーと呼び、袋詰めのことをサッカーと呼びます。

1人はチェッカーもう1人はサッカーと、金品のやり取りをする人と品物を袋に詰める人がいました。やがてレジの後方にサッカー台を置き、お客様自身が袋詰めをするようになりました。

そして2人制と言うシステムが支流になってきます。

1台のレジに2人のレジ係が付くのは同じですが、袋詰めをするサッカーの役はお客様自身に任せて、今までサッカーの役をしていたレジ係は代金のやり取りをするようになりました。

2人制は1人が商品を打ち込み、もう1人が代金のやり取りをするシステムです。

このシステムによりレジスターでも格段にレジの待ち時間を短縮することは出来ましたが、1台のレジに2人のレジ係を付けなくてはいけないというデメリットがありました。

これを克服したのがセミセルフのレジです。

セミセルフ

セミセルフのシステムはレジ打ちはレジ係、支払いはお客様自身が行うシステムです。

レジ待ちの時間短縮のために行っていた2人制の一端をお客様自身で行ってもらうことで、2人制ならではのスピードアップを1人のレジ係で行うことが出来るようになりました。しかも支払い専用のレジを増やすことで、今までの2人制のように1人のお客様の支払いが完全に終わるまで待つ必要も無くなりました。

これで店側は人員削減のメリット、お客様は待ち時間短縮のメリットが生まれました。

待つことが嫌いな人も多いと思います。レジに並ぶ時間、レジ打ちをしている時間は待つ時間です。自分でお金を支払っている時間、袋詰めをしている時間は事を成している時間です。

待つ時間はストレスになりますが自分で何かをしている時間は退屈な時間ではありません。

例えば多くの人が美味しいと認めるチェーン店の1つ丸亀製麺でうどんを食べるとき、それなりの時間が掛かっているにも拘らず丸亀製麺は美味しくて早いと感じている人も多いと思います。実際に美味しいとは思いますが特別早いわけではありません。そう感じるだけです。

2021年現在の丸亀製麺のレジはレジスターです。にも拘らず早いと感じるのはお客様が動いているからです。商品が届くのを待つ時間はなく、作る洗う以外の全てをお客様が行っているから早く感じるのです。

このようにスーパーマーケットのセミセルフのレジは、お客様にもレジの一端を手伝ってもらうことで待ち時間が長いという感覚を軽減させます。

セミセルフは客と店とがWIN・WIN.の関係を築けます。

セミセルフのレジはスーパーのレジ係が2人で行っていた業務を1人で行えるようにしたレジです。

フルセルフ

フルセルフのレジはレジ打ちも支払いもお客様自身が行うシステムです。

10台前後のレジ機を1人の従業員が管理します。レジ係の主な業務は手間取っている人のサポートや煙草や酒類を購入した人の年齢確認と不正がないかの抑止力です。

セルフのガソリンスタンドを想像していただければ分かると思いますが、基本的に全てのことをお客様自身で行います。店に入り買い物をして、支払いを済ませて店を出る。

店側にしてみれば1人のレジ係で10台前後のレジを管理するので、人件費や業務の分散などのメリットが生まれますが、お客様にしてみれば全てのことを自分で行わなくてはいけない手間と、不正を行ったのではないかと、思われているかも知れないという心理的苦痛を伴う人もいます。

この心理的苦痛を感じる人はフルセルフのレジを使わないようになっていきます。実際フルセルフを利用する人とセミセルフを利用する人の数は一目瞭然です。

最後に深夜の無人コンビニに入ったことがあります。あるのは監視カメラとフルセルフのレジです。フルセルフのレジで支払いを澄ませて店を出ましたが、不正もしていないのに後ろめたさを感じました。

私はセミセルフのレジが好きです。