スーパーの語先後礼を簡単に説明

挨拶の前に姿勢を正す男女のビジネスマン
画像・姿勢を正す男女

結論から言うと先に言葉、後に礼です。

スーパーマーケットに限らずビジネスマンのお辞儀の基本は語先後礼(ごせんごれい)です。

お辞儀は敬意を示すために相手に行う行為です。敬意とは相手に感じられる気持ちを言葉や態度で示す行為のことです。

語先後礼

先に言葉、後に礼、それだけです。挨拶は床に向かってするものではなく人に向かってするものです。

例えば「いらしゃいませ」、お客様にするよくある挨拶ですね。すれ違いなら言葉と会釈だけで十分でしょう。でも立ち止まってお客様を見ながら「いらしゃいませ」と言って、それから礼をしたのでは、こちらはお客様に気持ちを伝えたつもりでも、お客様にしてみれば誰に気持ちを伝えたのかわからない人の方が多いでしょう。

気持のこもった挨拶、それが語先後礼といいたいところですが、礼儀や作法は時代と共にかわっていくのも、ビジネスマンの世界ではまだその風習が少し残っている気もしますが、あいさつされる側に語先後礼の知識がなければ違和感を感じられるかも知れません。

気持のこもった挨拶は語先後礼ですが、時と場所と相手を選びましょう。

ご苦労様とお疲れ様

正しい挨拶が語先後礼であっても今日ではほとんど見かけないようになりました。また誰に対する挨拶やお辞儀の仕方もほとんど使い分けられていないように感じます。そして「ご苦労様」と「お疲れ様」もスーパーマーケットではあまり使い分けられていないと感じます。

例えば「ご苦労様」と「お疲れ様」、この二つの言葉を使うシーンは同じでも、本来「ご苦労様」と「お疲れ様」では使う立場が違います。「ご苦労様」は目上の人がいう言葉です。「お疲れ様」は同等の人もしくは目下の人を労う言葉です。

スーパーマーケットでは女性にも男性にも人としての優越はなく、新入社員にも社長にも人としての優越はありません。ただあるのは賃金を与える人か、雇用されている側の立場の差だけです。

ご苦労は高みから相手に世話になった厄介になったと相手を労う言葉です。お疲れ様には相手を労う意外に深い意味はなく、ある意味万能な言葉です。

でも言葉は時代とともにかわり、現在では「ご苦労様」も「お疲れ様」もどちらも一般的な挨拶に変わりつつあります。

語先後礼にしろ立場の違いを表す挨拶にしろ、スーパーマーケットの従業員で大切なのは挨拶がしっかり出来るということです。

礼儀や知識にこだわりすぎる必要はないのではないでしょうか。